10月で約20年勤めた広瀬医院を退職しました。とは言ってもここ3年は非常勤で週1回でしたが。。。
長きに渡り在籍する中で廣瀬先生からは色々と教えを頂きました。
整形外科を中心に専門の肩関節のことなど多くのことを学びました。
オペ見、1・2年目は週1回他院に研修、毎年の学会発表、週1の廣瀬先生出席の勉強会などそれらを通して様々なアドバイス、教えを頂きました。その中でも私が医療人としてのベースの考えがあります。
それは『患者様を自分の家族と思って接して下さい』との教えです。
入職した時に言われた言葉です。いまだに患者様と接する時に考えています。年上の人が来たら祖父母や親に思え、年下の人なら妹や弟、子供と思え。自分の家族ならどういう選択をして、どういう治療するかを考えて接して下さいと。
同じような言葉で『その人の立場になって』という言葉があります。
しかし、これは男の人が女の人の立場になることや若い人が年配の人の立場で考えることは難しいと感じていました。
この教えをもとに患者様と接することで、比較的良好に患者様との関係を築けてきたと思っています。今の私があるのもこの考えがあってのことだと思います。本当にありがとうございました。
約20年通った北条は私の第二の故郷であり、そこで働く広瀬医院のスタッフや患者様は私の第二の家族です。本当に皆さんありがとうございました。